自分に合った働き方でキャリアを歩む女性社員4名が、女性視点で「INPEXで働くということ」について語りました。

座談会メンバー

  • 仲尾 薫(1990年入社)
    グローバルスタッフ事務

    総務本部
    人事ユニット
    採用・人材開発グループ
    マネージャー

  • 野々上 綾子(2007年入社)
    グローバルスタッフ技術

    技術本部
    評価技術ユニット
    油層グループ

  • 岡本 佳織(2012年入社)
    エリアスタッフ

    経営企画本部
    広報・IRユニット
    IRグループ兼広報グループ

  • 高橋 明希(2016年入社)
    グローバルスタッフ事務

    アメリカ・アフリカ事業本部
    業務企画ユニット
    南米・アフリカグループ

Talk 1:自分に合った働き方を叶える

仲尾:私は、1つの会社に長く勤めたい、性別に関係なく働きたいという考えで、就職活動をしていました。当時、様々な企業で面接を受けましたが、男女雇用機会均等法は名ばかり。「女性だから」という理由で、つらい思いをすることも多かったのです。その中で、女性、男性の区別なく対応してくれたのが、「インドネシア石油」、現在のINPEXでした。当初は名前も知らない企業でしたが、ロングスパンのビジネスで、事業規模が大きい割に社員数が少なかった。面接や社内の雰囲気の良さに加えて、女性にも責任のある仕事を任せてくれるとのことでしたので入社を決めました。

野々上:グローバルな仕事、社会貢献性の高さ、なにより結婚や出産をしても長く働けるという3つのポイントで、企業選びをしていました。私は、理工系出身ですが、就職活動中に文系職にしようかとも一時悩んだ中で、やはり専門性を活かそうと決めて、プラントエンジニアリング、エネルギー関連の企業に絞り、最終的にINPEXに就職しました。入社する気持ちを強く後押ししたのは、事業内容だけではなく、就職活動中に会った、個性的で魅力的なINPEXの先輩たち!自分が尊敬できる方々と一緒に働きたいと感じたことも大きいです。

岡本:私は留学や海外ボランティアの経験から、日本のインフラを支える仕事に携わりたいと考えていました。野々上さんと同じようなポイントで就職活動を行っていましたが、「仕事と子育ての両立」を一番重視していました。毎日生き生きと働く母の姿を見て、いつか私も母のようになりたいと思っていたからです。
でも、実際に両立できるかは入社してみなければわかりません。企業の説明会や面接だけでは、見えづらいことも多いものです。何社か面接をする中で、「結婚・出産しても働き続けたい」という正直な気持ちを理解し、受け入れてくれたのはINPEXだけでした。仕事と子育てを両立している女性先輩社員が多くいたのも心強かったです。

高橋:幼少期の海外在住経験から、「日本の将来を支えたい」「世界を相手に仕事をしたい」という思いがあり、企業選びの際には意識していました。また入社したら、たとえどの部署に配属されてもその企業で働き続けたいと思えるような核となる事業があり、社員一丸となってその目標へ邁進できる企業への就職を望んでいました。
エネルギーは生活、産業、ひいては国家全体を支える「なくてはならないインフラ」です。海運、物流、総合商社なども検討しましたが、INPEX社員のエネルギーの安定供給に貢献するという情熱や一体感に惹かれました。性別・年齢に関わらず、世界を相手にした成長と挑戦の機会があることも、決め手になりました。

Talk 2:チャレンジが財産に

岡本:INPEXは、自分自身の積極性がチャンスにつながる会社だと思います。
エリアスタッフとしては数少ないチャンスですが、入社2年目に、担当する国際展示会出展のため、初めて海外出張でアブダビへ行きました。すべてが初めてのことで不安を抱える中で発生した、開会前日の大きなトラブル。予期せぬトラブルに思わず泣きたくなりましたが、粘り強く業者とやりとりをして、なんとか開会までにブースを完成させることができました。当時の私には大きな試練でしたが、今となってはこの経験が大きな糧になっています。支えてくださる上司・先輩のもと、職種問わず手を挙げれば挑戦させてもらえる、そんな環境で働けることは本当に恵まれていると実感しました。

高橋:私は、プロジェクトの管理・運営を行う部署で、中でも南米やアフリカなどの案件に携わっています。入社2年目の5月、アフリカのコンゴ民主共和国のプロジェクト関連で、現地法人の定時株主総会開催のために、上司と2人で現地に出張しました。就職活動中に望んだチャンスが実現した反面、かなりのプレッシャーを感じていました。しかも、前日に突然、出席者の変更があり、大きな時差がある東京本社と連携しつつ、現地での臨機応変なやりとりを求められ、それをやり遂げることは想像以上に大変でした。でも、帰国後に上司に一連の対応を評価されたことが嬉しく印象に残っています。

野々上:私は、エンジニアとしてオーストラリア、南米スリナムへの長期出張や、カナダに駐在していた経験があります。その中で、新たに獲得した案件で、全社をあげたプロジェクトメンバーに抜擢され、他社に出向した期間がありました。現地のサービスカンパニー(※)とのやりとりが多く、プロジェクトに関わるメンバーもかなりの規模で、振り返ってみるとチャレンジングなことでした。異国の地にいる他社の人材ということで、スパイのような目で見られたことも苦い経験のひとつですが(笑)、今後のキャリアにつながるチャンスだったと感じています。
※サービスカンパニー…石油・天然ガス開発において各種作業を請け負う専門会社

仲尾:業務そのものへのチャレンジとは少し違いますが、私の最大のチャレンジは、子供が幼い頃、海外出張に行ったことです。海外出張に行きたい反面、幼い子供を預けて家を1か月も空けても良いのか、悩みに悩んだことがありました。当時は、子育てをしている女性の先輩はいなくて相談もできなかったのです。悩んだ末、義母に子供を頼み、後ろ髪を引かれる思いで葛藤しながらも出張に行きましたが、帰国後の子供の成長ぶりや、義母の「頼っていいのよ」という言葉に、1人で頑張らずに、ときには誰かを頼っていいのだと、ふと肩の力が抜けた瞬間でした。振り返れば仕事とプライベートの折り合いをつけるために必要な出来事だったように思います。

Talk 3:自慢できるチームワークと思いやり

高橋:現在の業務はチームワークが大切で、社内の各部署と連携することが多く、チーム一丸となって業務を遂行できた時に連体感と大きなやりがいを感じます。
学生時代、エネルギー業界は男性社会というイメージがありましたが、INPEXでは女性の活躍する場もあり、上司も女性への気遣いがあると感じています。南米・アフリカエリアでは時差の関係で遅い時間からのパートナーとの会議もありますが、先輩や上司と相談しつつ、やりたいことを実現できる環境は、本当にありがたいです。

仲尾:内部監査を担当していた頃、「内部監査は経理、総務、プロジェクト管理等様々な分野の知識が必要になるため、仕事は1人ではなく、チームでするもの」と理解していました。私はマネージャーという立場上、部下の特性を見極め、能力を発揮しやすいような環境づくりを常に求められていますが、どんな立場の社員も、最高のパフォーマンスを出せるような組織づくりをしていきたいです。お互いを尊重し、必要であれば、助け合い、手を差し伸べる社風。これこそ、INPEXのチームワーク力で、他社に自慢できると自負しています。

野々上:プロジェクトは案件に応じて、各専門分野のスペシャリストが集まりチームを編成します。エンジニアとひとくくりにはできず、専門領域が異なるため細分化されます。また、事業を行う上で、技術系以外の経理や営業などあらゆる部署と関わるため、多くの人を巻き込み、密に連携をとることが必要です。仲尾さんがおっしゃるように、特性や能力が発揮できるというのは、チームワークがなせること。プロジェクトはチームなしでは進めることができません。

岡本:チームという考えは、上司や同僚のやさしさや配慮がある上で成り立っているような気がします。私は、妊娠初期に重いつわりで出社できない日が続き、チームの方々に負担をかけてしまいました。でも、産休に入るまで私の身体を絶えず気遣っていただき、復帰して出社したときは笑顔で迎え入れてくれました。感謝の気持ちでいっぱいです。

Talk 4:お互いを尊重する環境と充実した制度

仲尾:結婚や出産をしても仕事を続けたいと考える女性は多いと思います。INPEXは、国が定める基準を上回る、手厚い制度が充実しているように感じます。
実際に、私も2人の子供がいて、野々上さんや岡本さんと同様に育児短時間勤務制度を利用しています。自分に合った働き方も個人の特性で、上司や同僚もそのサポートをすることが大事だと考えています。先ほど岡本さんが話していたようにチームワークの良さも影響しているのではないでしょうか?

野々上:私は、1歳の娘がいます。産休・育休からの復帰にあたり、これまでと同じように働くのは難しく、今後のキャリアや、上司や同僚に負担をかけてしまうことに引け目を感じていました。でも、「家族優先でいいよ」と上司や周囲が言ってくれるおかげで、仕事を調整して柔軟に対応できています。同僚は自分が忙しいのに、保育園のお迎え時間など常に私に気遣ってくれたりもするんです。
海外では女性の働き方はライフイベントに日本ほど左右されません。INPEXも、グローバルな環境に身を置く社員が多いせいか、個人を尊重する風土があるのは良いところです。

岡本:私も育児短時間勤務制度を利用している1人ですが、INPEXでは子供が小学4年生まで本制度を利用することができます。また、子の看護休暇が有給休暇として認められており、子供の急な熱で休まなければならないことも多いため、とても助けられています。
他にも、配偶者転勤休業制度を多くの社員が利用していることもINPEXならではかもしれませんね。私の夫も海外転勤の可能性があるため、「働き続ける」という選択肢があることが安心につながります。面接で、「当社のプロジェクトは数年で終わるものではなく、何十年という長期間にわたる。だからそれを支える社員にも何十年と働いてもらいたい。」と言われたのですが、その通りだったと実感しています。

高橋:皆さんのお話を聞いていると、将来、自分が出産や育児をしてからの働き方がイメージできるので、本当に心強いです。今はまだ結婚していないのですが、福利厚生が充実しており、休暇の取得をすすめる風土もあるので、仕事へのモチベーションも保ちやすいと感じています。

Talk 5:未来のために…

仲尾:女性は人生の選択肢が多く、「総合職か一般職か?」「結婚をするかしないか?」「子供を産むか産まないか?」「出産後に、仕事を続けるのか辞めるのか?」様々なタイミングで自問自答をし、判断をしなければなりません。就職活動はとても大変でしたが、立ち止まり悩み抜いた上で答えを出した方が後悔しないはずです。過去のつらい経験を乗り越えて、自分で答えを出してきたからこそ、今を楽しめている気がします。

野々上:入社前は、海外のドラマに出てくるようなクールでドライ、合理主義的な会社に見えたけれど全く逆、人情味のある会社なのです(笑)。周囲の理解の上に現在の生活が成り立っていますが、今後の個人的な希望としては、時間休やリモートワーク・リモートデスクトップ・スタディ用ソフトウェアのライセンス数の拡充などがあれば嬉しいです。さらに、事業の最前線での業務が好きなので、ゆくゆくは再び海外を含む現場事務所に行きたいです。子育ては今しかできないので、ロングスパンのワーク・ライフ・バランスだと考え、これから会社に貢献していきたいです。

岡本:私は、総合職と一般職の両方で就職活動をしていました。最終的に、職種ではなく、長く働けるということでINPEXを選びました。私はエリアスタッフですが、積極性があれば様々な仕事に挑戦できますし、貴重な海外出張の機会も得ることができました。また、育休後の復帰に不安はありましたが、昔からの夢であった「働くママ」になれたことは、周囲の皆さんの温かなサポートのおかげです。
これから新たな業務に挑戦をしていきたいですし、家族の健康のために栄養学や料理を学び、子供の興味の幅を広げていけるように一緒に様々な経験をしていきたいです。

高橋:思い返すと、面接中に自分が笑顔だと感じる回数が多かったのがINPEXでした。上司・先輩に相談をしやすく、受け入れてくれる環境がここにつながっているのかもしれません。入社2年目で日々の業務で手一杯ですが、尊敬する先輩方を模範に、様々なチャンスを生かして経験を積み、自分なりのやり方を見つけ業務を企画・推進できるよう、「高橋だから、任せられる」という仕事をどんどん増やしたいです。プライベートは、趣味のゴルフでスコアを伸ばし、社内外の方々との楽しいコミュニケーションツールにできたらいいなと思います。

  • 所属部署・内容などは取材当時のものです。