• メンター(1995年入社)

    宇木 久美子

    国内法務・文書グループ

  • 新人(2014年入社)

    渡邉 アンナ

    国内法務・文書グループ

総務ユニットに配属された渡邉のメンターは、19年次上のベテラン社員、宇木。まっすぐなまなざしで、尊敬する先輩の背中を追う新入社員と、温かく導くメンター。

笑顔と笑顔で、心が通った。

宇木:
顔合わせのとき、大勢の新入社員やメンターが集まっている中で、いち早く笑顔で駆け寄ってくれたのが渡邉さんでした。久しぶりの後輩指導で緊張していたのですが、笑顔が素敵で、私の目をまっすぐに見ながら一生懸命に話を聞いて受け答えをする渡邉さんの姿を見て、なんて真面目でかわいらしい後輩だろうと嬉しくなったんですよ。
渡邉:
ありがとうございます。嬉しいです。私のほうは、配属が決まったとき、あまり若手がいない部署だと聞いていたので、厳しい先輩だったらどうしようと最初はドキドキしていたんです。その不安は、お会いした瞬間に吹き飛びました。「キラキラしている人!」というのが宇木さんの第一印象。笑顔が輝いていて、お話も分かりやすく、仕事もとてもできそう。何もかもが完璧に思えました。そんな先輩の下で働けることが楽しみな反面、ついていけるだろうかと心配になったほどです。でもそのうち、実はお茶目な面もあることが分かってきて…(笑)。

宇木:
完璧なんてとんでもない。結構うっかりしているでしょう(笑)。
渡邉:
真冬なのに、ノースリーブのワンピースの上に羽織る上着を忘れたままコートを着てきて、ノースリーブ姿で1日過ごすことになってしまったり(笑)。そんな姿を見て、すごく親近感がわきました。温かくて、何でも相談することのできる宇木さん。今では、隣にいてくださるだけで安心できる大切な存在です。

「いつでも声をかけてね。」との心遣いに支えられて。

渡邉:
国内法務・文書グループは、取締役会や株主総会の準備・運営から、謄本管理、国内法務相談など、幅広い業務を行っています。私が担当しているのは主に特許や商標の管理業務です。大学時代に所属していたゼミでは特許に関する勉強もしていたため、その経験が多少なりとも活かせる部署で社会人生活をスタートすることが出来、非常に嬉しく感じました。ところが入社早々、株主総会の準備で大忙しだったうえに、特許業務を担当していたメンバー3人のうち、私以外の2人が異動することになり、業務をすべて引き継ぐことになってしまったんです。一度に様々な種類の業務が降りかかり、無我夢中の毎日。こんな状態で、新入社員の私に後任が務まるのだろうかと不安でいっぱいでした。そんなとき、宇木さんに支えられました。週に1回、2人で話す時間を作ってくださったんです。

宇木:
私自身の担当と渡邉さんの担当業務が異なるので、仕事そのものを手助けすることはできないけれど、話を聞いたり、アドバイスしたりすることはできる。そう思い、とにかく場を設けて、相談しやすく、質問しやすい雰囲気をつくることを心がけました。ただでさえ年齢が離れていますから、聞きたくても気後れして聞けないんじゃないかなと思って。
渡邉:
聞きにくいどころか、「何かできることがあればいつでも声をかけてね。」「困っていることはない?」と何度も言ってくださったことがとても嬉しかったです。宇木さんの担当ではない業務の話も沢山聞いてくださいました。総務の仕事は幅広いだけに、いろいろな人から仕事を教わらなければなりません。混乱しないように、私が覚えなければならない項目をエクセルの表にして、何日にどこまで、誰に教わったかを記入して整理できるようにしてくださったこともありました。その心遣いと、前任者の丁寧な指導のおかげで、何とか無事に引き継ぎも終え、今も楽しく仕事をすることができています。
宇木:
本当に、大変な思いをしながらよく頑張りましたよね。何事も素直に聞き入れ、分からないことがあれば、どこが理解できていないかを自分自身で確認しながら習得しようとする姿勢があるので、指導する側としても教えやすいです。渡邉さんの担当業務について、どのようにアドバイスすればいいか私自身も苦労したので、メンターとして成長する機会にもなりました。直接的なアドバイスはできなくても、私に話すことで、自分自身の考えを整理できているようだったので、それだけでも意味があったかなと思います。
渡邉:
聞いてもらえるだけで嬉しかったです。「こういう方法もあるかもね。」と、ちょっとしたヒントをもらえたり。

まるで娘のように見守られる安心感。

渡邉:
年次を考えると、宇木さんは大先輩なんですけれど、とても話しやすいです。競争できないくらい上の先輩だから、かえって温かい目で見てくれているのかなと感じることもあります。グループの人に聞きづらいことや、これはどうすればいいのだろうと何か不安があるときは、宇木さんのところに行って話をします。そうすると、考えの幅が広がり、解決の糸口を見つけることができるんですよ。
宇木:
たしかに、20歳近く離れていますから、娘のような気持ちでおおらかに見守ることができますね。ライバルにならない年齢差ですから、かえってよかったのかな(笑)?

渡邉:
本当に温かく接していただいています。宇木さんに支えていただいたことで、私自身も、自分の担当業務に限らず、宇木さんや周囲の人に対してサポートできるようになりたいと思うようになりました。そのきっかけをつくってくださったのが宇木さんなんです。
宇木:
その言葉は嬉しいですね。自分自身で仕事を見つけることができ、どんな仕事も引き受けられるエリアスタッフになってほしいと願って指導してきましたから。
渡邉:
宇木さんから学んだことは多々ありますが、よく指摘されたのは、優先順位のつけ方です。一度にたくさんのことを引き継いだので、どれをどの順番でこなしていけばいいかを丁寧にアドバイスしてくださいました。それは今でも、常に心がけて業務に当たっています。

先輩のようになりたくて、真似ばかりしています。

宇木:
渡邉さんを見ていると、何事も一生懸命。一つひとつの物事をきちんと理解しているから、その後の間違いがないんです。一度説明すると、きちんとメモを取り、その後はしっかり自分のものにしています。そのうえで、自分の意見をきちんと伝えられる。周りをよく見て、疑問に感じたことを尋ねてくれるので、そのおかげで誤りに気づけたことも多いんです。そうした真摯な姿を見ていると、「こんな気持ちを忘れてはいけないな。」と、私自身が初心を思い出すような心持ちになります。メンターをさせてもらえてよかったなと、しみじみ感じますね。
渡邉:
私にとって宇木さんは憧れの人。とにかく何でも学びたいんです。忙しいときでも、毎日笑顔で楽しそうに仕事をされていて、他人の良いところを見つけるのが上手で、気配りを忘れない。私もそんな人になりたくて、毎日少しずつ宇木さんの行動を観察して、真似ばかりしているんですよ。

宇木:
そうそう、「今日は、机の上をよく見せてもらいました。」とか、報告してくれたりするよね(笑)。
渡邉:
はい、ご本人の許可を得たほうがいいかなと思って(笑)。宇木さんの机は、モノがたくさん置いてあるのにきれいなんです。そうした一つひとつのことをどうすれば効率よくできるか、気になってしまって。これはいいな!と思ったら、「真似していいですか?」と尋ねて了承を得るようにしています。
宇木:
自分の真似をしてくれるというのは嬉しいことですね。目に見えて成長を感じられるので、メンターとして、とてもやりがいがあります。

後輩ができたとき、メンターができるようになりたい。

渡邉:
エリアスタッフの仕事には、いろいろな人とつながりを持ち、業務をサポートすることで、「ありがとう。」と言ってもらえる喜びがあります。今できることは限られていますが、今後は一層、自分にできることを増やして、より多くの人から頼りにされる存在になりたい。目標はもちろん、宇木さんです。
宇木:
渡邉さんがすごいのは、入社直後に、「後輩が入ってきたとき、メンターができるようになる!」「一つひとつの仕事を、人に教えられるくらい丁寧に覚えて、メンターを任せてもよいと思われるほど信頼される人になる。」という目標を立てたことです。素晴らしい意気込みだと思います。

渡邉:
いつまでも先輩に甘えていてはいけない。もし後輩が入ってきても、自分が教えられるようになっていかなくてはいけないという覚悟を表現しました。実際には、後輩はしばらく入ってこないかもしれないけれど、この気持ちを忘れずにこれからも頑張っていきたいです。宇木さん、私のメンターでいてくださり、ありがとうございました。これからも背中を追いかけていきます!